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世襲議員(2)/天下国家を語って下さい

某政党は、大方50%世襲議員です。
前にも触れて、「つづく」(これが結構多いので・・)としていた件です。

まぁ、ある政党の選出議員がほとんど特定の宗教団体に属しているのではないかという
(その党の議員個人の資質やその宗教団体、あるいはその教義について非難しているものではありません)
ことと比較すると割合が低いのではないかと言われそうですが、
これは問題が違います。

今時、「2世・3世」とか、後継にこだわる価値観は徐々に減っているのかもしれませんが、
日本の企業トップ1000の社長人事であるとか、
各都道府県の優良企業トップ10とかの社長人事はいかがでしょう。
2世3世の割合はどの程度なのでしょう、調べればわかるのでしょうが、
明らかに50%という数字からは大きく離れた数字でありましょう。

2世・3世議員のなかには、もちろん優秀な人もいるでしょう。
政策的に共感できる人も多いのも事実です。
当然、人柄のいい人も居るはずです。
しかしながら政治に携わる人物というのは、「生まれ」よりも、
「思い」でチャンスを与えられるべきだと思います。
万年野党である知人の議員は、「2世3世議員禁止法なるものはいかがか?」
などと言ったりします。
それに対して、私は、
「そりゃあんた、あんたらがいつも武器とする人権(この場合は自由権/職業選択の自由)
を侵害するでしょうが、憲法違反でっせ!」と笑ったりしています。

しかし、3バン「地盤・看板・鞄」を誰に譲るかというとき、
(我が子に譲りたいという親心があってもしょうがないのでしょうが) 
「利権」にからんで、「既得権」を手放したくないからといって、
2世3世を安易に後継に据え応援してしまう支援組織には問題があると思います。
国の未来・地域の未来をゆだねようと言う議員がそういうルールで決定されて良いのでしょうか?(笑)

地盤は引き継げない法制度を検討してはどうでしょう。
親と同じ選挙区での出馬を制限するのです。
優秀な人物であれば、
どこの選挙区でも選挙を切り抜けて国政の場へデビューできるはずです。
鞄は、きちんと贈与・遺産相続の法に則って引き継ぎを行って頂ければ、問題ないでしょうから、
やはり、同じ選挙区での出馬制限が現実的です。(笑)

また、この世襲議員の問題は、小選挙区(一人区)でやろうとすれば、ますます大きくなってきます。
定数が複数であれば、世襲候補以外の挑戦者への間口は広がると思いますが、
一人区では、どうにもなりません。
保守系議員どうしの骨肉の争いが全国で行われてしまいます。
大和田さんがおっしゃっていますが、私も、小選挙区制に反対です。

それと、これは大変恐ろしいことなのですが、
一人区では51対49という多数決の結果が、あまりに大きく後の政治に影響致します。
時に、49の声は、切り捨てられることがあるのです。
事実、今の国政選挙では、
当選する議員数の政党間の差ほど獲得した票に差がないというのはご存じのとうりですが、
そのことで(この選挙制度)で民意がねじ曲がる可能性があるという
重大な問題に目を向けるべきです。

そういう意味では、私は地方区を無くし、
全国区と道州レベルと2選挙区で比例区を設け議員を選出(支持する個人名か政党名で投票)する制度に
変更するべきだと思っています。
また、ある党では、名簿順位を金で買うという問題も有ったりするようですから、
名簿順位は氏名での得票によって決定される非固定式でなければならないと思います。
A党の公認候補であるが、彼には国会議員をやって欲しくないという人には入れないで、彼の名簿順位アップに協力しないままにその政党に投票ができるという利点があります。
逆に他の地方に良い人材が有れば、彼の名前で投票して応援が出来るということになります。

なにやら、選挙制度まで話が来てしまいました。
私は、世襲議員の全てを否定しているわけではありません。
恵まれた(比較的選挙に強く、選挙での苦労が少ない)彼らには、
国会議員の本旨たる、天下国家を語って欲しいと思っています。
メディアへの露出度の高い2・3世は、頼もしくさえあります(失礼な言い方です。)。
近場では、松山の塩崎さんなんかは、
後援会幹部も「新聞全国版やテレビに出る方が票になる。こんな政治家も生き残る時代になった」
と評価するといいます。
塩崎氏を支援する県議も、「そんなに動かんでも、地元は我々が何とかするのに」
と地元をこまめに回る塩崎さんを気遣うと言います。(
赤字部分
10/12付け読売新聞より引用、原文のままです。
ただし、原文では発言した個人名まで実名で紹介してあります。)

選挙の心配が少なくてすむ2・3世議員の皆さん、天下国家を是非語ってください。
そうすれば、あなた方が世襲したことについての非難は減ることでしょう。

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Author:motosuke.net
神戸の震災の支援に行き身体の動かない自分に気づきました。
それからジョギングやスイミングを始め、14㎏の減量。
一応、トライアスリートです。冬場は、駅伝も走ります。
JC時代から、地域づくりに関わり、公開討論会を開くなどしました。そんな私が、2009年夏、公開討論会の当事者になってしまいました。
その後、0からのスタートとして、市議会議員に当選して活動を続けています。

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