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珍奇なり日本(コムスンで揺れる)

新潟地区での地震、自然災害とはいえ、
2004年の10月に続いての震災となり、、心よりお見舞いを申し上げます。
しかし、またまた珍妙な場面がテレビで映りました。
安倍首相も我が県選出の塩崎官房長官も、そろいのブルーのシャツでもって対策会議にご出席です。
やはり、会議が行われる会場に、準備されているのでしょうかね。
それとも秘書が常に携えているのでしょうか?
とるものとりあえず、避難所に詰めかけている被災者の方とは対照的に準備万端の
政府担当方首脳のみなさんの様子が珍妙に見えました。
みなさんはいかがお考えですか?
そろいのシャツが危機管理ができているかどうかのバロメーターというわけでもないでしょうが、
やはり、きちんと着替えて会議に臨むくらいの余裕がいるということでしょうかね。
それとも、普段の格好が、あまりに機能的でない格好というのでしょうか?
いえ、今日はその話題ではありません(笑)。

コムスンの問題です、コムスンはそれ自体の企業倫理の欠如とともに、
業界全体の問題として、
そこで働く介護職員の皆さんが長く勤められてもあまり昇給が望めないという問題や、
現行制度の上では、コムスンと似たような不正請求、
不正とまでは行かなくても巧妙に制度を熟知した上で、
例えば、同じ家に訪問しても、おじいさんとおばあさんの介護をどう組み合わせて
高い報酬を得るかとか、
同じ方へのサービスを午前と午後に分けて再訪問をして提供することで、
介護報酬を余分に得ることができるなど、
通常の企業倫理ではまさしく不正としか考えられないような形で多くの事業者
(コムスンに限らず)がサービスを提供し、その報酬を得ているという、
制度自体の瑕疵を露呈したと言われています。
「また、厚労省か」と言いたいのですが、
現場から離れた机上で行われたであろう制度設計の脆弱性と、
日本の企業倫理の溶解を顕著に表しています。

このほど、共同通信が行った調査、
具体的には、
コムスンの事業所が厚労省の指定打ち切り処分により廃止された場合に、
他の事業者がコムスンに代わってサービスを提供することができるかどうか、
各都道府県の担当者にコムスンの利用状況を把握するための調査としてなされた
結果が配信され各紙に掲載された。
それによると、
現在コムスンが行っているサービズを他の事業者で代替することは不可能とした
市町村数は54、
今まで通りの介護サービスを受けられない(介護難民と表現するらしいが)人は
単純合計で延べ760人に上ると言います。
これって、どういう根拠に立った分析なのでしょう。
またまた、都道府県の担当者が机上で行った判断なのでしょうか?
まだ、半年以上もあるというのに、
代替してサービスを提供する事業者が無いというのは、どういう論拠なのでしょう。
それがすなわち今回のコムスンの不正請求の根っこにあるようでなりません。

アンケートに示された回答によると、
「山間地などの不採算事業所や深夜まで対応する訪問介護など、
 コムスンだけが提供している地域やサービスである」ので、代替え不可能としている。
また、コムスンの
「有料老人ホームや認知症のグループホーム利用者が、他の施設(ホーム)に収まりきらない」
のではないかと回答するところもあるようです。
さてさて、やはりここでも見えてくるのは、制度の不完全さです。
すなわち、山間地などの周辺部
(宇和島で言うと津島の奥の方とか島嶼部と言うところですかね、
事実、島嶼部でのサービスを提供する民間事業者は無くて、
市の社会福祉協議会がサービスを提供していると聞きました。)では、
同じ事業者が他地区のお客さんで上げた利益で、
その不採算を吸収することでしかサービス提供が継続できないという
報酬計算制度でしかないということなのでしょう。
また、より多くの報酬を請求するためのテクニックに長けることが、
その事業者の収益を決定しているらしいという事実です。
同じ介護報酬を請求できる介護サービスを行うのに、
+αの心遣いのサービス(まさしくサービス)を提供することは、
利益を増やすことはいたしません。
介護を受ける側がどの程度自由に事業者を選択できるかという問題もありますが、
少なくとも、大手と言われる介護事業者は、
かなり寡占的に全国の市場を食い散らかしていると感じています。

そもそも、介護事業によって、大きな利益が出るのがおかしいと考えるのは私だけでしょうか?
医療サービスについても同様と考えますが、
その報酬は、その提供するサービスの特殊性や要する高度な知識や経験によって
決定されるべきであります。
そして、サービスを提供するまでの移動時間が長ければ、それだけ、
特別の技能・経験を持つ人材を拘束する時間が長いのであるから、
それに応じた報酬にきちんと反映する等、現実に即した、制度の見直しが必要です。

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Author:motosuke.net
神戸の震災の支援に行き身体の動かない自分に気づきました。
それからジョギングやスイミングを始め、14㎏の減量。
一応、トライアスリートです。冬場は、駅伝も走ります。
JC時代から、地域づくりに関わり、公開討論会を開くなどしました。そんな私が、2009年夏、公開討論会の当事者になってしまいました。
その後、0からのスタートとして、市議会議員に当選して活動を続けています。

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