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政府通貨ならぬ地域通貨(商品券)戦略

全国対象の世論調査で、7割を超える人が(「あまり」も含め)
景気対策としての効果を感じないと答えている(FNN合同世論調査 76.9%)という定額給付金が、
どうも、麻生自民党の意思どおり?に給付されるようです。
定額給付金の景気対策としてあるいは生活支援の効果については巷に溢れている議論でありますので、
ここでは致しません。
私は各地で(宇和島も含め)検討されている、
定額給付金の支給時期に合わせて地元の商店等でのみ通用する商品券を発行して、
地元経済の刺激策としたいという施策についてもの申したいと思います。
利用できる先に、「地元資本の店舗であるかどうか」とか、
「一定以上の売り場面積の店舗を対象から外す」等、
各地で詳細について検討が進められているようです。
また、導入の主体がどこになるか、自治体が主体となるのか
(かなりの予算を組んで、例えば定額給付金を10億配布する市の場合なら、
10%お得な商品券として最大で1億円+α)、
商工会議所や商店街連合会等が自治体の補助を受けて主体となるのかという点などなど、
もっと言えば、
各地で発想した定額給付金の給付に合わせた景気刺激策がお上(総務省ら)に認められるのかなど、
各地での議論の帰結点やその実現度、はては効果についてまで、
興味を持ってみていたいところです。

 しかしながら、ここで私が申し上げたいのは、
この地方商品券や地域通貨とか言う、地域振興施策は、
平時にこそ検討され実行に移されていくべきもので、この未曾有と言われる、
100年に一度と言われる、
この有事に付け焼き刃的に検討されるべきものではないと考えるのです。

 具体的には、地方対地方の闘いで負け組の部類に入っている自治体は、
税金の使い道を検討することが当然に必要なのですが、
(私は税金の使い方で地域の再生は可能と主張しています。
一番の大企業 市役所がそのお金の使い方を見直すことが一番の地域振興になるとまで考えています。)

公共工事の発注先や、事業の委託先・物品の購入先等々、タックスイーターに対する
支払いの一部を政府通貨ならぬ、自治体通貨、宇和島藩札とでもいうもので
支払えば良いのではないかというプランです。
受け取った人(法人・団体も含め)は、
自治体から受けるサービスの支払いにそれを使えます。
公共工事を大手のゼネコンにかっさらわれて、
市民の税金が市外へとどんどんと流れていくことを考えてみます。
工事額の10%を地元の商品券で支払うのです。
政府通貨と大きく違う点は、商品券が自治体に持ち込まれた際に
(ルールが当然検討されなければなりませんが)
日銀券(日本銀行発行の円券・円天ではない(笑))と速やかに両替されるということです。
ルールを地元業者への支払いを複数回経たもので無ければならないと言うものにすれば、
地元経済の動きは自ずと変わってくるのではないかということなのです。

 市等への入札の段階で、商品券で支払いを受けることを了解した上で入札へ参加することとすれば、
お上から大きく物言いが付くようにも思わないのですが、どうなんでしょう。。
市への納入業者や公共工事の受注業者や公共サービスの受託業者等々、
その売上代金を回収したうちの一部が市内でしか使えないものになるわけです。
当然に細かい規定が必要で、
金券の信頼度の問題や偽造可能性の問題等々クリアするべき点は数多くありましょう。
しかしながら、政府通貨発行に対する批判のほとんどはこの兌換商品券とも言うべき
自治体通貨(商品券)には該当しないと思うのです。
この自治体通貨(商品券)の発行は、常に地元経済にとっては有意義であり、
平時に取り組まれていたものであれば、
この有事にも柔軟性を持って対応できるのではないかと言うことを主張しています。
以前にも述べたことがありますが、ゴミの処理は宇和島で
その儲けは、メーカーと大手の量販店でとか、CVSで。あるいは自動販売機を作る業者が持って行く。
また、地元が必要な公共工事を発注しても
市外の大手資本がその工事をかっさらってしまうという日常があるのですから、
外資を稼げない地方は対抗手段を講じなければならないのです。

 アメリカでさえこの有事には、Buy American!を打ち出してくるようです。
行き過ぎた、アメリカングローバリズムにはもともと批判的な、(笑)
「アメリカの圧力による(ここが大事)」郵政民営化反対論者の(笑)私ですが、
それぞれの個々の国家の尊厳を求めてグローバリズムをきちんと修正できる、
そのことこそ真の国際協調と思うわけです。
自由というものには秩序が必要で、
今、自由競争の名の下に様々なアンバランスと逆転可能性が低い格差が発生している時代に、
地元主義を進めて地域を守る、そういう地域感(国家観)がリーダーには必要ではないでしょうか。

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Author:motosuke.net
神戸の震災の支援に行き身体の動かない自分に気づきました。
それからジョギングやスイミングを始め、14㎏の減量。
一応、トライアスリートです。冬場は、駅伝も走ります。
JC時代から、地域づくりに関わり、公開討論会を開くなどしました。そんな私が、2009年夏、公開討論会の当事者になってしまいました。
その後、0からのスタートとして、市議会議員に当選して活動を続けています。

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