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宇和島市まちづくり委員の声とは/まちづくり委員会全体会を終えて

関連2002/7/31

 何度目かになる宇和島市まちづくり委員会の全体会が28日に開かれました。
環境・まちづくり・観光・文化という4つの分科会に別れて活動を初めていまして、
先の全体会からそれぞれが数度(2~3回)開いた分科会の結果を報告して
それについて意見交換をし合うというもの(だと思う)です。

しかし、ここでも突然全く関係ない話題を出してきて、
自分の問題意識による話し合いに話題を仕向けようとするメンバーが出てきています。
その上に、過去の政策的な過ち
(ご本人はそう主張される)を、
その担当部署の職員が犯した愚策や失敗
(ご本人はそう主張される)を指摘して、
まくしたてるメンバーがいらっしゃいます。
思わず、「なぜ、あなたの主張が受け入れられないか、ご説明しましょうか?」
と言いたくなりましたが、
ぐっと飲み込んで、客観的な論調で気づいていただくようにお話をしました
(本人はそのつもりです)
しかし、どうもそんなまわりくどい言い方では、
ご自分の主張の仕方やその内容そのものが相手に理解されないものであり、
伝わらない話し方であるということにお気づきにならなかったようです。

まぁ、このまちづくり委員会は、宇和島市で初めての公募委員による委員会で
(だからこそ失敗しないようにと気にかけているのです・・・)、
個性的な方が多いのは承知の上だったのですが、
自分の言うことを聞かなければ(自らの考えに沿わないプランは)、
愚策であるという感覚の人がいることには閉口してしまいます。
誰が、適切な問題点の指摘やアドバイスに「ノー」というでしょう。
役所の人間の全てがとは申し上げませんが、
ほとんどの方は自分の仕事についてプライドを持ち、
公のサービスを提供することが自分の務めであるという自覚を持っているはずです。
それを頭ごなしに、
前の担当者(当事者同士は職場の仲間なのです)はダメだったと主張なさっては、
聞こうという耳まで閉じてしまうのではないでしょうか?
確かに、全ての苦情を平等に受け止め、
どんなプランをもすべて実行に移せるだけの裁量も余裕もないでしょう、
しかし様々な意見の中でも、これはと思われる問題点については、
間を空けず取り組んでくれるはずです。
また、仕事を続け市民と接するうちに、
「某君」からのアドバイスは真摯に受けてみようと言う対象もできてくるはずです。
これは、議員や有力者(暴君?)の発言には耳を傾けるが、
そういう地位にない人の意見には耳を傾けないと言うことと背反するようですが、
実は、誰の意見であっても、最初は多くの人が耳を傾けるものなのです。
確かに誰かの紹介があったりすると、
意見出来る機会が早く容易く訪れることはあります。
しかし、そんなことだけで仕事がうまくいくはずはありません。
昨今の財政危機も、一部の行政官がある業界や特定の団体・個人の便益を
優先させたが為に無駄や非効率な投資が行われるという
バランス感覚の欠如に由来するものが多いのです。
しかし、いろんな意見の中から、
より多くの人が望んでいる、より正しい判断が出来るように努力しているのが
大方の職員が今まさに立っているスタンスであろうと思います。(思いたい)
そう考えると、
私たちが発言する地域の問題点や将来のまちづくりプランは、
「多くの住民が感じていることであったり望んでいたりすることですか?」と問われた時に、
自信を持って「YES!」と答えられるでしょうか?
まさか自分だけが考えていることを「誰もが」考えていることだと(独りよがりで)
発言しているようなことはないでしょうか?
もし、そうだとしたら、
私たちの立場が、市長に委嘱されたまちづくり委員会の委員に変わったとしても、
誰も耳を傾けないことでしょう。

今一度、自分たちの意見が寄って立つ根拠というもの、
その意見の正当性の根拠というものに目をやり、
胸に手を当てて発言することが必要です。

多くの方に信任されて就いた委員という立場でもなく、
公職を選任する規定によって選ばれた立場でもないのです。

私たちの意見の正しさは何をもって量るべきかということを考えてみましょう。
それは、すなわち、「無私である」こと「公を思う」ことにあります

大きな声とたくさんの声(市民の声 その1)

 先日ある方(A氏とします)から、
私が管理者を務めるメーリングリスト「uwajima_dml」への投稿について
「ああいう発言は許してはならない」というふうなことを言われました。

表現の自由は、個人の尊厳と民主制の確保の為に実に大切な人権の一つですが、
メーリングリストへの自由な投稿に対してそれを制限すべきであるという主張へ、
「自由な発言を制限するのは人権侵害だ」などと声高に非難するつもりはありません。
そもそも、私は「人権侵害だ」などと相手の発言を止めようとするタイプの人間ではなく、
発言に食いついてしまう(格好の餌食になる)タイプであることもあるのですが、
A氏との間に基本的な部分(自由な議論の時間・場所を設けた上で多数意見が醸成され、
その場の意見が議決されるべきである)に違いがなくて、
ある部分(私の考える直接民主制により近い政治手法)についてお話しする良い題材と
思ったからこちらで取り上げてみました。

話を聞いておりますと、A氏の「このメーリングリスト批判」の根にあるものは、
まさに表現の自由の現代的問題点として挙げられる「情報の送り手と受け手」の問題で、
憲法論的に言うと、「強者に対する人権制限」という問題であると捉えられました。
このメーリングリストに登録している人は、たかだか100人を超えた程度です
(宇和島市民に限定されていません)、
そして残念なことに投稿されるのはその一部の方でしかありません。
一方、そういう小さな集団の中のやりとりであるにもかかわらず、
幸いなことに宇和島市長(観光闘牛問題についての投稿ありがとうございました>石橋市長)
を始め、圏域の市町村の議員さん他多くの方が見ていただき、庁舎内でコピーなど回覧して、
ちょっとした雑談の種などにしていただいているとのことで、
開設者としてとてもうれしく思っています。

投稿は、綺麗な言葉で言うと「一市民の声」ということになるのですが、
個人的には「投稿された意見は必ず尊重されるべきだ」などという圧力を持とうと思っていません。
ただ、今まで発言のチャンスを持てなかった方々の中から、
インターネットという媒体を利用することで、
意見を呈したり疑問を投げかけたりする方が出てきたということ、
それがとても価値のあることと考えているのです。
大きく「市政への参加」と捉えても、
一人でも多くの方が意見を述べられるのはよいことだと思うのです。
A氏としては、登録者自体がとても少ないメーリングリストの中で、
投稿者がまたその一部でしかないにもかかわらず、
投稿がメーリングリスト参加者(数件のメディア関係の方もご登録いただいている)以外へも
広く回覧などされていてなんらかの影響力を持つに至っている様が問題であるというのです。
だから管理者として発言の中身はチェックして配信するべきである。というのです。
しかし、私としては、あくまでも投稿はその投稿者の意見であって、
メーリングリスト全体の意見ではないのですから、
ことさらエチケットを超えた部分で自由な発言を制限するような管理はしたくないと考えて
いるのです。
また、投稿者は、「情報の送り手」として、また投稿を目にする「情報の受け手」として、
その両面で参加しているのであって、
これは「一方的な送り手」になりがちなメディアと「一方的な受け手」になりがちな市民との関係、
つまり、
大量情報発信の手段たる機材を独占的に「持つ」メディア対そういう手段を「持たざる」市民
との関係とまったく違った関係となります。
確かに、投稿するにはインターネットにアクセスできる端末(携帯電話からもアクセス可能です)
を持つことが必要ですが、
この「持つ」か「持たない」かというレベルでさえ、
すでに多くの方が「持つのに利用しない」というところまで
普及度が上がっている現実があります。
また、私が常々主張している、
「誰の意見かではなく、どんな意見かを大切にしよう」という意味からも、
たとえ匿名でたった一人の住民の意見であっても平等にメーリングリストに掲載の機会が
与えられるべきと考えるのです。
何かの団体に所属しているからだとか、
その組織・団体の長であるからだとか、
どういう立場に立つ者だからと言うこと、
大きな声であれば聞こえる社会で全てが成功したわけではありません。
小さな声、声無き声、そういうたくさんの声に耳を傾けること、
そういう民主主義のもっとも大切な部分を実現できるそういう社会になりかけている
と考えているのです。
東京から意見をくれる宇和島出身の学生さんもいらっしゃいます。
たかだか、一学生の意見なのかもしれません、
しかし、遠く宇和島を離れながらこの故郷のことを思ってくれる彼女の思いに応えたい、
そういう意識が大切なのではないかと思うのです。
どんな小さな声であっても、
その声に応えるために、
プライドをもって地域作りに取り組みたくありませんか。
そのためには大きな声や多数意見だけ聞くのではなく、
たくさんの声を聞かなければならないと思っています。

そういう意味で、
今回、闘牛協会についてのある市民の疑問にこのメーリングリストを通してもお答え頂いた
石橋市長にはお礼を申し上げたいと思います。
市長の務めと言えばそれまでのことかもしれませんが、
この改革の火を宇和島に燃やし続けなければと決意を新たにしたところです。

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Author:motosuke.net
神戸の震災の支援に行き身体の動かない自分に気づきました。
それからジョギングやスイミングを始め、14㎏の減量。
一応、トライアスリートです。冬場は、駅伝も走ります。
JC時代から、地域づくりに関わり、公開討論会を開くなどしました。そんな私が、2009年夏、公開討論会の当事者になってしまいました。
その後、0からのスタートとして、市議会議員に当選して活動を続けています。

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