この國を、住みよい故郷(くに)にするために、愚直に主張を続けます。
(聞くところによると、法定協議会の議決が、信義則以上の意味を持たないだとか、
団体と団体の契約(民事上の)に過ぎないという極論もあるようですが・・・。)
具体的に言うと、合併協議会の議決権そのものが、
現在の市町村の人口比と比べ著しく不平等に選定されているということです。
例えば宇和島の場合、宇和島の持つ議決権は1/4でしかありません
(メンバー1人が1つの議決権を持つとして)。
人口比で過半数の信任を得ている(選出母体の点で)と推定できる「代議員」として
協議会の場に参加するメンバーは、4人の内の1人として、
正確に言うと4票の内の1票でしかないのです。
野党が与党に「審議不十分、強行採決である」と批判するのに対し、
与党が「審議は十分行った。採決が適当」と応える相対する姿をイメージする方も
いらっしゃるでしょうが、
問題は、
民意と協議会の意思が乖離している可能性が極めて高いのが今の定数の状態であり、
そんな合併協議会の議決が、地域民の信頼を得られるかどうかということであります。
案件によっては、三町が事前に落としどころを決めて、
会議に臨んでいるという噂も聞きます。
根回しや事前の情報交換に反対をするものではありません。
しかし、今回(議員の任期特例採用)のような議決が行われる協議会については、
各自治体から輩出する定数が民主主義の基本的ルールに違反しているのではないかと
問題にしたいだけではなくて、
機能的にも民意を充分に捉えていないという大きな問題も抱えていると感じてしまうのは
私だけでしょうか?
こちらを読んで頂いた皆さんも、是非に各事案の決定結果の裏にある、
議決権の配分や協議会の人員構成、
協議会を構成する自治体同士の内々での協力関係というものがどんな状態かに
目をやってみるといかがでしょう。
(資料)合併関係市町村(平成12年国勢調査人口概数より)
宇和島市 62134人 64.95%
津島町 13868人 14.49%
吉田町 13000人 13.59%
三間町 6651人 6.95%
合計 95653人
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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Author:motosuke.net
神戸の震災の支援に行き身体の動かない自分に気づきました。
それからジョギングやスイミングを始め、14㎏の減量。
一応、トライアスリートです。冬場は、駅伝も走ります。
JC時代から、地域づくりに関わり、公開討論会を開くなどしました。そんな私が、2009年夏、公開討論会の当事者になってしまいました。
その後、0からのスタートとして、市議会議員に当選して活動を続けています。