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浪費国家日本よ、どこへ行く

自民党の総裁選が報じられています。
この公職選挙法(極めて不完全な法律であると思いますが・・)の適用されない選挙は、
とても興味を引く選挙戦であることにお気づきになりませんか、
事前運動も公約の公表もできます。
公開討論会もとても自由な設営が可能です。
そのあたりの話はまたの機会としたいと思います。
また、自民党の総裁は、すなわち内閣総理大臣になる(極めて高い割合で)のですから、
党の総裁選という興味にとどまらず、総理大臣を決める選挙への関心だったりするのです。

それが自民党員や自民党所属の国会議員という国民の一部のコップの中の選挙で行われてしまうという、
これまた「首相公選制の議論」までここで出てきたりしそうです。
そのあたりの話もまた別の機会としたいと思います。(笑)

今日は、候補者の金銭経営感覚について述べてみたいと思います。

「日本国債の格付けはボツワナ国債よりも下になった。
ボツワナ国民の半分くらいはエイズ患者。そんな国より格付けが下とはけしからん」
(成人感染率(15~49歳)38.8%、エイズ孤児は69000人いるという)
と発言した政権党の国会議員がいらっしゃいましたが、
国家の財政の健全性という点では、
明らかに日本の評価は(日本国債の信用度は最上級から6番目の「A2」となって、
主要先進7カ国中ダントツのどん尻、
チリやチェコそしてボツワナより一段下)低いのです。

日本人は、貯蓄を美徳とし世界有数の個人金融資産を持っています。
ところが、国家財政は明らかに破綻状態にあるのです。
「双子の赤字と言い、経済が瀕死の状態である」と言われた頃の米国のレベルよりも
大きな規模の赤字を抱えているのです。
日本の過去の状態と比べても、
軍事国債を発行して国家存亡の危機を切り抜けようとした、
先の大東亜戦争敗戦直前の国債依存率よりも高い率で国債に依存している状態が現在なのです。

景気は明るさを取り戻しつつあると言いながら、税収は落ち込んでいますから、
前年実績を基にする今まで通りの予算の組み方をしようとすると、
国債を40兆円以上発行しなければ来年の予算組はできないと言われています。
また、なんと国債発行額が税収を上回る可能性もあるのです。
まさに、「どうする****」であります。
国債の償還額も膨れて、借金返済のために借金をする状態であります。
「ご利用は計画的に」なのです。
そういう状態であるというのに、総裁選に出馬している候補者は、
脳天気な愚民向けの景気浮揚のための財政出動を未だに主張しています。
景気を良くすることで財政の再建を果たそうというのであります。
すなわち、経済が良くなれば税収が増え、財政赤字の解決ができるというのであります。

国の将来について責任を負うべき方々がこういうことでよいのでしょうか?
亀井候補は、「真水10兆、事業規模50兆」と言います。
高村候補は、「将来やらなければならない社会資本整備を前倒しで」と、
藤井候補は、「財政出動10兆円。土地流動化」などと言う始末です。

一方、
現職の小泉氏は、
「構造改革を続ければ、民間主導の経済発展が訪れる」という今までのお念仏を唱えています。
経済学者なら、それぞれの主張が無責任であっても、
それは勝手にしてくれということになるのでしょうが、
「あんたら、国の行く末の舵取りを担おうと総裁選に名乗りを上げているのでしょう?」
と問いたいようなお粗末な状態です。
景気が悪いからと、国債を発行して、財政出動で公共事業を増やして景気を刺激しても、
数年後不景気になると、その借金返済にまた汲々としなければならないのです。
一方、先にも触れましたが、
2000年度に50兆7千億あった税収は、
2003年度の当初予算では、41兆8千億に減っているのです。
財務状態改善のためにたてた「国債発行額30兆」の目標も反故にされ、
20%アップ(36兆円)というどうにもならない状態です。
これ以上、借金依存を進めるというのでしょうか?
税収以上の借金をする愚かな財政状況を明確に国民に示すべきです。
そうして、公共事業の見直し(公共事業を全廃しても8兆円と言いますが・・・)など、
「予算の分配についてダイナミックな見直しが必要である」と議論をすすめるべきです。

ゼロベースから予算配分の議論をしなければなりません。
国家公務員の給与の見直しも必要です。
新たな借金を増やさないよう、財政状態をわかりやすく、国民に知らせるべきです。
労働集約的な産業・土地集約的な産業は、
国内では立ちゆかない自由市場に足を踏み入れているのです。
すなわち、それらの産業から税を得ようとしても、今の状態では不可能です。
日本が健全な国家として生き残っていくためには、国内の市場を守る新たな価値観による、
米国的な自由市場の荒波から国家を守るための保護主義的な市場の創製が必要です。

資源の乏しい国、労賃水準も土地の価格も高止まりしている日本です。
一部(看護や介護など)の労働市場へは外国人の就労を自由化しようと言うプランも出てきているようです。
5.3%の完全失業率(7月)であるのにどういうことでしょう。

財政再建を最優先すべきです。
中途半端な歳出見直しでは永遠に財政状況の改善は望めません。
プライマリーバランスは、来年から黒字にするという目標を立てればよいのです。
金がなければ、最低限の行政サービスに限定して、サービスが提供されるのでよいのです。
そういうごく自然なことを忘れてしまった脳天気な日本人なのです。
経済はゼロサムです。永遠に豊かなことなどあり得ません。
そういうことに気づきさえすれば、
景気回復優先(実は、経済拡大至上主義)の日本を変えることができるはずです。
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神戸の震災の支援に行き身体の動かない自分に気づきました。
それからジョギングやスイミングを始め、14㎏の減量。
一応、トライアスリートです。冬場は、駅伝も走ります。
JC時代から、地域づくりに関わり、公開討論会を開くなどしました。そんな私が、2009年夏、公開討論会の当事者になってしまいました。
その後、0からのスタートとして、市議会議員に当選して活動を続けています。

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