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宇和島の教育環境を変えよう「ICT整備を進める要望を続けています」

【宇和島の教育環境を変えよう「ICT整備を進める要望を続けています」】
 子どもたちは、地域の宝であります。たとえ、その子どもたちが宇和島を離れて仕事し暮らすことになったとしても、ふる里のことを誇りにして立派な人生を送って欲しいと思っています。その内の多くが、生活の場として宇和島を選んでくれると良いのですが、なかなか現実は厳しいわけで、せめても、いつまでも宇和島を忘れずに、恥ずかしくない人生を送ってくれればそれはそれで喜ばしいことであると思っています。
 そんな、子どもたちを教え育む環境の整備について、本会議でも訴え続けています。現状はと言うと、宇和島市の小中学校の全国学力テスト※1 の結果は2年(発表が始まつて以来)連続で県内最下層にあります。そんなことから宇和島で義務教育を終えた子どもたちが、日本の平均値に至っていて欲しい。他の自治体で公教育を受けた子らと出会い共存し時に競い合う中、せめてこの部分で劣るようなことがないように環境を準備しておきたいと思っているのです。例えば、教室のICT ※2 環境整備を提案してきました。県では、モデル校を指定してタブレットや電子黒板等使った研究を行うとしていますが、市でも全校一律に整備を行わなくてもモデル校等のICT活用の成果 ※3 を、他の学校へ広めていくと良いのではないでしょうか。もちろん、教室にIT機器を揃えるだけで優秀な人材が育つわけではないのですが、少なくともあまり勉強に興味を持たない子どもたちに授業に参加させることが出来(8割を越える児童生徒が、ITを活用した授業を肯定的に評価する ※4)、学力が定着するというデータは顕著であります。※5 また、国際調査 ※6 でも日本の教員の多忙さは突出していますので、学校のICT化によって校務の効率化や教材の共有などを進めることで、子どもと接する時間を増やし、いじめの撲滅や学力向上といった、真の教育課題に向き合う職場環境の改善も出来ます。※7
 残念ながら、宇和島市内の小・中学校ではICTの整備が十分とは言えません。全ての普通教室及び理科・美術・技術・家庭科などの特別教室に大型のTVを備え付けることができるならば、宇和島市内の小中学生の学力向上は間違いないでしょう。大型TVを利用することで、プロジェクターの不足も解消できます。また、セッティングに時間がかかるプロジェクターと比較して、教員の負担も軽減され、(プロジェクターは休み時間の10分間では準備できないこともあり、大型TVであればその時間を短縮できる)より高い頻度で授業に活用できると考えます。
 例えば数学のグラフに関する学習などは、ICTを活用することにより、授業の効率化が期待できます。理科では、顕微鏡の画像などを画面に映し出すことで、学習内容の理解が深まると考えられます。図や写真などの視覚教材は、生徒の理解を深めるのに有用なものであることは言うまでもありません。
 財政論で教育を語ることはあってはならないと思いますが、逆の意味でこの点はお伝えしなければならないでしょう。文科省の「教育のIT化に向けた4カ年計画(平成26年〜29年度)」によって、18学級の小学校に568万円、15学級の中学校に559万円の財政措置 ※8(国からの仕送りに含まれ、学校規模によって変わります)が成されているのです。もちろん、緊急性の高い政策実現にそのお金を使っていくことは、自治体の裁量なのですが、耐震化のめどが付いた宇和島で、今度はよりよい学校環境作りのために、「子どもたちのために」お金を使ってはどうでしょう。みんなで声を上げましょう。

 ※1 このテストは受験レベルの学力を計るというよりもむしろ、読み書きそろばんとイメージしていただけば良いような、日本人として義務教育を終了した後に身に付けておいて欲しい、生きる力(計算であったりコミニケーションの能力)を計ったりするものです。
※2 ICTはいわゆるITの異称で、情報通信技術。その利用・活用方法を教育の一環として取り入れた教育、または、ICTを駆使した教育のこと。
※3 中村知事は総合教育会議(平成27年5月26日)で、南予のある中学校の授業を見て、「随分様変わりをして、タブレットを使っていろいろやられていたんですが、ぱっと見た感じでも、すごく楽しそうに学んでいるという印象が強かったんです。後で聞いたら、その学校は数学の先生がすごく熱心だそうで、県下でもトップクラスの成績だというんですね。やはり先生の力って大きいんだなとびっくりしました、本当に。」と述べています。
※4 文科省 生涯学習政策局 情報教育課「重要課題検証」ヒアリング資料P6<児童生徒の意識> 
※5 4の資料 P7 <学力の傾向> 
※6 OECD 国際教員指導環境調査(TALIS2014)
※7 文科省 初等中等教育局「学校現場における業務改善のためのガイドライン」
※8 文科省 生涯学習政策局「学校のICT環境を整備しましょう」
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神戸の震災の支援に行き身体の動かない自分に気づきました。
それからジョギングやスイミングを始め、14㎏の減量。
一応、トライアスリートです。冬場は、駅伝も走ります。
JC時代から、地域づくりに関わり、公開討論会を開くなどしました。そんな私が、2009年夏、公開討論会の当事者になってしまいました。
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