fc2ブログ

Entries

観光政策について/週頭の街頭活動

週頭の街頭活動。
23日、県内の市議会議員が集まって行われた研修会(愛媛県市議会観光振興議員連盟広域観光推進研修会)に出て感じたところから、
4年ぶりくらいに闘牛場の中に入りましたが、やはり経年による劣化は著しく、伊逹博物館より闘牛場の大規模改修が必要なのかもと感じました。
どこまで改修費が掛かるか想像つきませんが、せめて天井中央の雨よけのテントくらい治して欲しいなーと思いました。
「何に力を入れるか(優先順位と取捨選択)」ということになるのでしょうが、
闘牛も宇和島の一つの看板という考えは否定されないはずですから、
つぎはぎの雨避けテントでは情けないと思った次第です。
観光闘牛は、勝負を付けずに鼻ひもも外さずに角を合わせるだけですから本番にはほど遠いものかと思いますが、大きな牛を連れてきてくれていまして、それなりに力を入れたご歓迎を頂いたと思いました。
ありがとうございます。
さて、メインは「宇和島市シティーセールスアドバイザー」の #徳山大毅 さんの講演でありました。
お話を聞いて、以前から主張してきたことと似たような感覚で観光を見ている方だと感じました。
もともと、集客力のある施設(東京ディズニーリゾートは、21年度で1205万人、コロナ前は3000万人ほど)が新しい大きな投資をして50億とか100億でアトラクションを作って、集客力を維持増大させることを行っております。
リピートを着実に得られるように、「完成しないディズニーランド」は、常に新陳代謝をすすめます。
また、歴史的に価値のある各地の寺社仏閣など、創建時より連綿と守ってきたことに拠るのでしょうが、その価値は、金銭換算も難しいほどに高額に及ぶことでしょう。
また、守られてきた手つかずの自然も観光資源になります。
世界遺産の白川郷の合掌造りの民家群なども、戦災に遭わず、また大規模開発の対象にならなかった地域であるお陰でもありますが、これとて現実に必要となる改修を含めてたゆまぬ資本投下で維持されるわけで、
宇和島で観光、
観光立市ということになると、大きな投資を毎年続けられるテーマパークであるとか、歴史的に継続的に資金や労務を投下し続ける観光地と戦わなければならないのです。
もちろん点を線でつなぎ、面で地域を捉えて地域への誘客を考えなければ成らないのでしょうが、観光はゼロサムでどこかを訪問したお客さんは、こちらへは訪れないというものです。
そこで、誘客の数を競うことになるわけで、かけ算として評価すべき滞在時間をよそと比べていかに長くしていくかということを考えなければなりませんが、なかなか敵というか競争相手は強敵です。
少なくとも観光客の誘致は簡単でないということは同意頂けると思います。
しかし一方で、宇和島には、以前よくお話しした外国人旅行者を乗せたクルーズ船の来港があります。
広島・宮島と鹿児島との中間にある立地の良さもあるのでしょうが、宇和島港へ入ってくる際に見ることとなるお城山とその背にある鬼ヶ城連山、日本の原風景をコンパクトに体験の出来る都市としての評価があると考えております。
旅慣れた富裕層が、そのクルーズ観光ツアーを選択していることは、体験型あるいはユニバーサルデザインの観光プランを組むことで、宇和島は新しい観光需要に対応する可能性を充分に有しているものと思われます。
そして、その新しい観光需要に対応する商品の開発(既存製品の磨き上げも)に取り組んでいかなければならないと思います。
そのために重要な意識が、宇和島らしさを考えることです。
無理な真似をしたり、
無理に作ったり、
無理にすすめる。(徳山氏の資料より)
などがあっては、観光施策はゆがんでくるのです。
徳山さんのいわれるところの、
必要条件は、「らしさ」
十分条件は、「ふさわしさ」を意識することが大事となるのです。
目的と手段のごちゃ混ぜ
や、
共感と反射のごちゃ混ぜ
というキーワードも、意識すべきファクターです。
著作権の関係で、ここで多くを引用することは避けますが、かなり共感できる内容でありました。
観光といえど、主役は生活者です。
その地域が住みよい地域であること。
例えば、伝統的工芸品などの技術が、再生産可能なレベルで収入を得られ、持続可能な事業・稼業として成立すること。
収穫する産品を売るだけでは採算の乗らない小耕地片の集約の極みである段畑が、世の中の生産性競争で勝ち残ることができないとしても、他の価値でもって評価されて維持出来ること。
地域に住まう人々が地域に誇りを持てることが観光立市の出発点であると思います。
氏の言葉を借りれば、
「ちょっと誇らしい」(ウチ)
「なんかいいよね」(ソト)
「ちょっとうれしい」(ウチ)
と振り子が揺れることがくり返されることで、ブランド力が上がり、地域が売れていくことにつながっていくと思っています。
スポンサーサイト



この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://motosuketrd.blog.fc2.com/tb.php/2887-838d5338

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

Calender

03 ≪│2024/04│≫ 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

Translate【Japanese→English】

English

Profile

motosuke.net

Author:motosuke.net
神戸の震災の支援に行き身体の動かない自分に気づきました。
それからジョギングやスイミングを始め、14㎏の減量。
一応、トライアスリートです。冬場は、駅伝も走ります。
JC時代から、地域づくりに関わり、公開討論会を開くなどしました。そんな私が、2009年夏、公開討論会の当事者になってしまいました。
その後、0からのスタートとして、市議会議員に当選して活動を続けています。

Categories

Afurieito Fc2

Twitter

Twitter < > Reload

Search

Tag Cloud

契約違反(#1)政治指導(#1)食糧安保(#1)入札改革(#3)民主主義(#1)市民意識(#1)原子力発電(#1)リサイクル(#1)キリスト教(#1)九島架橋(#1)自治体規模(#1)英霊(#1)情報公開(#4)合併(#1)誇り(#1)議員任期(#1)歴史教科書(#3)事業仕分け(#1)公約(#1)ネガティブキャンペーン(#1)行政改革(#3)教科書(#1)選挙制度改革(#3)公教育(#1)知事(#1)入札制度改革(#1)公立病院(#2)地方空港問題(#1)政策棚卸し(#1)対中政策(#1)システム(#1)税金の無駄遣い(#1)イラク(#1)倫理(#1)契約(#1)入札監査(#1)直接民主制(#1)メルマガ(#1)プロポーザル(#1)政策決定(#1)リーダーシップ(#1)コスト(#1)会議手法(#1)迷惑施設(#1)宗教対立(#1)人権(#1)家計簿(#1)議会(#1)談合(#3)大学誘致(#1)公式参拝(#1)台湾(#1)混合診療(#1)地方分権(#1)道徳(#1)公務員給与(#3)ゴミ減量(#3)A級戦犯(#1)介護(#1)地元主義(#3)アリバイ民主主義(#1)歴史認識(#1)中曽根(#1)自虐史観(#2)世襲議員(#1)ダイオキシン(#1)消費税(#1)公開討論会(#2)農業(#1)安易な需要予測(#1)マニフェスト(#4)無駄撲滅(#2)少子化対策(#1)地域通貨(#1)靖国(#1)加害者(#1)ODA(#1)長野県(#1)田中康夫(#1)学校統廃合(#1)食の安全(#1)市民参加(#1)市民の声(#2)地方空港整備(#1)市役所改革(#2)ゴミ処理(#1)ジェンダーフリー(#1)まちの家計簿(#1)市町村合併(#2)財政改革(#1)表現の自由(#1)財政出動(#1)住民自治(#1)ごみ処理費用の外部化(#1)自虐教科書(#1)教科書問題(#1)教科書採択(#1)チベット(#1)年金(#1)医療(#1)生活者重視(#1)市長選挙(#1)第3セクター(#1)被害者(#1)改憲(#1)不法投棄ゴミ(#2)リストラ(#3)ネット利用(#1)公共放送(#1)ローカルマニフェスト(#1)金太郎飴(#1)一票の格差(#1)

Indicator of motivation

Ranking

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Mobile

QR