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普通の人の個人情報保護ってどう役立つのか

最近は、履歴書に親の職業や、兄弟の数や職業も記入する欄が無かったりします。
人のその背景を知らずして、一緒に働いていくメンバーの選考ができるのでしょうか?

プライバシィーという言葉、
8年ほど前に「個人情報保護法」というのができてからは、個人情報の保護という言葉が一人歩きをしているように思います。
学校の緊急連絡網さえも、消されてしまった学校もあると言います。

もちろん、名簿の管理は十分に注意をしなければなりません。でも、個人情報の保護とは、いったいどこまでの情報をどのレベルで保護をするべきなのでしょうか。

所得・所有財産など、課税の対象となるもの、
年金や労働保険・医療情報、罹病・服薬情報等、福祉の充実のために役立つと思われるもの、
一元管理するために、個人個人に番号を振る、「国民総背番号制(呼び方はいろいろと変わりますが)」の導入が議論されては消え、そのことが報じられては消えることが繰り返されています。

そもそも、これだけの情報化社会、国民総背番号制等で把握しようとしている情報などは、普通に出回っているのではないかと思うのです。プライバシィーとして秘匿するべき情報では無いとさえ思えます。
確かに、年金の不払いが話題になった頃には、タレントさんなどの有名人の年金支払い状況をのぞき見る公務員が居りました。
しかし、公務員、あるいは契約によって情報管理に在る一定以上の義務を負う契約の当事者がそれら情報を扱うのでありますから、情報の漏洩があれば、法令・契約の遵守義務違反なのであって、犯罪や契約違反、倫理・服務規程違反による漏洩と考えるべきなのです。
そういう可能性があるからと、国民総背番号制は導入をするべきで無いというのは、導入によるメリットと衡量するバランス感覚の無い、誤った政策判断だと思うのです。
闇の中、裏社会を流れるお金を暴き出すだけで、どれだけの税収があるでしょうか。日本のアングラマネーは、20兆円を超えると言います。そのお金の流れを捕捉するだけで、東北復興の財源は出てくるかもしれないのです。

また、東北の大震災だけで無く、近畿地方の大雨被害などの、自然の猛威に対して、情報のバックアップがどれだけ必要かが証明されたようにも思います。病歴・薬歴情報も、金融機関との取引情報も、媒体が紙や同一地域内の電磁データにとどまるだけでは、その紛失や滅失は、当然に想定しておかなければならないことなのです。

個人情報保護・プライバシィーという以前に、そもそも、様々な契約をする際に契約書類に記入したり、ネット通販の購入時に入力している内容などあるいは所得税や住民税の支払いも、源泉徴収も、固定資産税の支払いも、もっと言えば、年金の支払い実績についても、多くが国や自治体や、サービスを提供する金融機関等に、知られている情報で有り、どんな生命保険(損保も)に入っていて、どんな医療機関にかかっているかなども知られている情報なのです。

知られて悪いようなことでしょうか。
悪く考えれば、家族の病歴情報を知った保険会社が、生命保険の契約を締結しないと言うような理由として情報を使うことも考えられるでしょう。しかし、本来契約者の健康状態や将来発生する疾病リスクによって、保険料は変わるべきで有ります。
また、様々なサービス、たとえば公的扶助を受ける場合でも、虚偽の情報を使った申請によって、制度を利用しようとする者を排除する意味でも、けして、普通の人には困ることの無い情報の利用であるはずなのです。
あまりにも、現在の「個人情報保護」は行き過ぎだと思います。

知られて困るような情報がどれだけあるのか、その情報が何のために使われるというのか、悪事を働いていない一般人には、マイナスになることなど、ほとんど無いと考えるのが、常識的理解だと思いますが、あまりに私はノー天気でしょうか。

消費税増税の前に、やることがある(笑)。
アングラマネーを表に出し、隠匿されている所得を捕捉して税金を取る。収入があるにもかかわらず、所得税を支払わなかったり、年金の支払いを行わない者から徴収することを進めるのです。もっと言えば、収入があるのに、公的扶助を受けるような輩を排除して、民生費の削減を図ることもできるはずです。
いたずらに、「個人情報保護」だ「プライバシー」だと言って騒ぎ立てると、ますます日本はおかしくなってしまうと思います。
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神戸の震災の支援に行き身体の動かない自分に気づきました。
それからジョギングやスイミングを始め、14㎏の減量。
一応、トライアスリートです。冬場は、駅伝も走ります。
JC時代から、地域づくりに関わり、公開討論会を開くなどしました。そんな私が、2009年夏、公開討論会の当事者になってしまいました。
その後、0からのスタートとして、市議会議員に当選して活動を続けています。

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